郡山 歯科 今泉俊一歯科医院のブログ

歯周病

2006年2月 1日
風邪、インフルエンザの予防にも

5cf75679.JPGこんにちは、今泉俊一歯科医院 院長の今泉です。

実は今日いらした患者さんが、こんなことを言っていました。

「半年以上ずっとせきが続いていて、体質のせいかと思っていたけれど最近せきが出なくなったの。思い当たることといえば、歯周病の治療を始めたことくらい。そのおかげでせきが出なくなったようなのよ。」

そうです。患者さんにもよくお話しているのですが、お口の中にいる歯周病の細菌は、歯周病の原因になるだけではなく、肺炎や心臓病、血管の病気、糖尿病などさまざまな病気の原因や、それをより悪化させる要因になっています。

お口の中の悪い細菌を減らし、いつも清潔にしておくことは全身の健康のためにとても大事なことです。
今日「せきがでなくなった」、とおっしゃった患者さんは若い方ですが、高齢の方ですとこのお口の中の細菌のせいで肺炎になったりすることもあり、十分な注意が必要です。

まだまだ、寒さが続きます。
ご自宅での歯磨きや歯科医院でのお口の中のお手入れは、風邪やインフルエンザの予防にも役に立ちますので、きちんとしたお手入れをなさることをお勧めします。


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2005年5月11日
歯周病と全身4ー糖尿病

今日は歯周病と糖尿病の関係について書いてみます。

両者の関係は、以前より注目されており相互作用があるといわれてきました。

つまり、糖尿病があると歯周病にかかりやすく、また歯周病は糖尿病を悪化させるというものです。

また、AAP(米国歯周病学会)の研究によれば、慢性の歯周病が糖尿病を引き起こす可能性もある、と述べています。

歯周病を治療することは、血糖のコントロールにおいて、さらに糖尿病の合併症の負担を軽減するためにも重要なのです。

このように、歯周病は単にはぐきの腫れや、歯がぐらぐらする、という症状にとどまらず、様々な全身疾患と関係しています。

しかし歯周病は、十分予防可能なものです。

それにはご自宅での歯磨きはもちろんですが、まず歯科医院で検査を受け、歯周病の予防や、進行を抑えるための処置をしていくことが、第一歩です。
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2005年5月 4日
歯周病と全身3-心臓血管系疾患

555fb077.jpg写真はAAP(米国歯周病学会)のシンポジウムのテキストです。
今回もこちらの内容を参考にしています。

前回は歯周病と肺炎の関係について書きましたが、今日は心臓血管系疾患との関係についてです。

歯周病は皆さんご存知のように、成人の多くが罹患していますが、初期の段階では症状がなく自覚しにくい疾患です。

歯科医院で歯周病であると診断を受けたり、腫れや痛みがでてきて初めて歯周病に気づくことが多いのです。

また、たとえ自分の状態に気づいても、何年も放置されることも多いものです。

つまりその間に、何年も無症状に慢性の細菌感染が続いているのです。それは、口の中だけではなく、全身の細菌感染ということです。

健康な方の場合多くは、からだの防御反応により排除されます。

しかしそれでも多くの研究で、歯周病が心臓血管系の病気と関係があると指摘されています。

歯周病があると心臓血管系の病気は50~150%の範囲で増加する、と言われています。

たとえば細菌性心内膜炎は、細菌がからだの防御システムから逃れ、心臓の内膜に住み着き増殖し炎症をおこします。

これにも、口腔内にいる細菌が原因としてかかわっています。

急性の心筋梗塞が、歯周病と口腔の不衛生と関係していることも報告されています。

歯周病やその他の口腔感染症にともなう細菌による菌血症(血液内に細菌が多く存在する状態)が、心臓血管系疾患のリスクに関係しているために、口腔内を常に清潔にしておくことは、皆さんが健康で楽しい生活をおくるために、欠かせないことなのです。
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2005年4月26日
歯周病と全身2ー肺炎

以前のブログで、歯周病と全身の関わりについて書いたことがありました。
具体的にはどんなことがあるのか、今日は『肺炎』との関係について書きます。

お口は、全身の入り口ですからそこに細菌があれば、肺に入ってしまうこともあります。
それが原因で肺炎(誤嚥性肺炎)をおこすことがあるのです。

元気な人の場合は、細菌が肺に入り込んでも白血球がそれをやっつけてくれます。

しかし年齢が上がると共に、反射など様々なからだの機能や免疫が弱くなり、肺炎にかかる危険が高まります。

老人の方が大勢いらっしゃる施設では、お口の清掃をしっかりすることによって、発熱の頻度がかなり低くなった、という報告もあります。


お口の中を清潔にしておくことは、全身の健康のためにとても大事なことです。

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2005年4月23日
歯周病と全身 1

8ce949ed.jpgこんにちは、今泉俊一歯科医院院長、今泉俊一です。
写真は『AAP歯周病と全身疾患との関わり』という本です。
(AAPとは、アメリカ歯周病学会のこと)

皆さんは、歯周病という言葉をよくお聞きになるし、いろいろご存知だとも思います。
では、歯周病はからだのどの部分の病気だと思いますか。

「何を言っているんだ、口の中の病気だろ」
もちろんそのとおりです。
でもそれだけではありません。

手元に、数年前アメリカのノースカロライナ州で開かれた、AAP(米国歯周病学会)のシンポジウムのテキストがありますので、その序文を紹介します。

『歯周治療学は新たな時代に突入したといえる。単なる口腔内の慢性疾患という考え方からは
遠くはなれ、今や歯周疾患は、心臓血管系疾患、糖尿病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、低体重児出産などの全身疾患や全身状態に関連していることが明らかにされている。』

これに示されたように、歯周病や、歯周病に関連する細菌は全身の健康に大きく関係しているのです。

今まで、口の中の病気として考えられていたものがそれだけではなく、実は私たちのからだに入り込み、様々な病気を引き起こす要因となっているわけです。

お口の中を清潔にしておくことは、皆さんが健康で笑顔あふれる生活をおくるために不可欠なことです。

私たちは、みなさんが健康で笑顔あふれる生活をするお手伝いをしたいのです。
もはや歯科医院は痛いとき、具合の悪いときにだけいくところではありません。

ご自分の体調や健康を維持するため、さらにいつまでも美しくいるために歯科医院を訪れてはいかがでしょうか。
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